エンタープライズ向け業務アプリをAIで生成する「Platio Canvas AI」本日提供開始
セキュリティ・ガバナンス・システム連携を標準装備し業務システムの内製化をAIで実現
社内データを活用したチャットボットやAIエージェントを実現する「ナレッジDB」も追加
報道発表資料
2026年8月27日
アステリア株式会社
アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、エンタープライズ向けのAIネイティブ業務プラットフォーム「Platio Canvas AI」の提供を本日より開始することを発表します。
「Platio Canvas AI」は、AIとの対話だけで業務アプリケーションを生成・改善できるプラットフォームで、エンタープライズ基準のセキュリティとガバナンス、既存システムとの連携を標準で備え、大企業・中堅企業における業務システムの内製化を支援します。さらに、社内データを集約する新機能「ナレッジDB」によって、社内に存在する様々なデータを基盤にしたチャットボットやAIエージェントなども作成可能となります。
「Platio Canvas AI」提供の背景
生成AIの進化により、業務ソフトウェアを「作る」プロセスは大きく変わりつつあります。一方で、企業が実際の業務で使うシステムには、機密データを扱うためのセキュリティやアクセス制御、監査に対応するガバナンス、そして既存の基幹システムとの連携が欠かせません。これらの要件を満たせないため、AIによるソフトウェア開発が試作や個人利用の域にとどまり、全社的な業務システムへの適用が進まないことが課題となっていました。
Platio Canvas AIは、この課題に応えるエンタープライズ向けのAIネイティブ業務プラットフォームです。AIとの対話だけで業務アプリケーションを生成・改善できることに加え、企業システムに求められるセキュリティ、ガバナンス、外部システムとの連携を標準で備えることで、AIによる業務システムの内製化を現実的な選択肢とします。
「Platio Canvas AI」の主な特長 (詳細:https://platio-ai.com/canvas-ai/ )
◾️対話だけでエンタープライズ向け業務アプリを自動生成
- AIとの対話をもとに、要件定義、コード生成、データベース構築、テストから運用・改善までをワンストップで実行し、最短3分で業務アプリを生成。
- ビルド(生成過程)エラーの自動検知・修復や、チャットでの修正指示にも対応。
- 生成したアプリはiOS、Android、Webに対応し、PC・タブレット・スマートフォンの画面に自動で最適化。
◾️エンタープライズ基準の信頼性
- 暗号化通信、アクセス制御、監査ログを標準装備し、他社データと混在しない環境でアプリとデータを管理。
- IP制限やSSO、SAML認証、独自ドメインでの接続にも対応。
- 基盤はAWS東京リージョンで稼働し、高可用性と自動スケーリング、定期的なバックアップにより、業務システムに求められる安定稼働を確保。
◾️既存システムや外部サービスとの連携
- MCP※1およびAPIによる連携に対応し、Slack、Notion、Figmaなどの外部サービスとワンクリックで接続。
- データ連携ツール「ASTERIA Warp」の専用アダプター(10月提供予定)により、基幹システムを含む社内システムとのデータ連携も実現。
◾️運用と品質を支える管理機能
- 生成したアプリの品質スコアリングとレポート、バージョン管理とロールバックに対応。
- AIクレジットの消費量や生成回数、データ容量はダッシュボードでリアルタイムに把握。
- マルチAIに対応し、用途に応じて最適なAIモデルを自動的に選択。
料金プラン (詳細:https://platio-ai.com/canvas-ai/#plan )
| プラン種別 | Premium | Enterprise | ||
| 年契約 | 月契約 | 年契約 | 月契約 | |
| 価格(税別) | 100,000円/月 | 110,000円/月 | 200,000円/月 | 220,000円/月 |
| AIクレジット注 | 720,000クレジット | 60,000クレジット/月 | 1,440,000クレジット | 120,000クレジット/月 |
注:年契約のAIクレジットは一括付与
Enterpriseプランは、AIクレジットの追加購入が可能。(追加料金:40,000円/20,000クレジット)
社内データを活かしたアプリ開発を可能にする「ナレッジDB」の提供
企業における生成AIの利用シーンは、各種文書の作成や要約にとどまらず、社内文書や業務データなどの社内データを活用する領域へと拡大しています。なかでも、こうしたデータを参照して回答を生成するRAG※2を活用して、自社独自のAIチャットボットやAIエージェントを構築するニーズが高まっています。
一方、RAG環境の構築・運用には、専門知識が求められるほか、継続的なデータ管理などの運用負荷も伴います。さらに、AIが参照する社内文書やマニュアル、Webサイトなどのデータは、サーバーやクラウドストレージ、業務システムなど様々な場所に分散しているため、これらを収集・統合し、AIによる情報参照に最適化されたRAG環境を構築・維持することが課題となっていました。
そこで、アステリアでは社内に分散する様々なデータを集約し、AIが安全で継続的に活用できる連携基盤として「ナレッジDB」を開発。Platio Canvas AIの全プランで利用できる標準機能として2026年10月に提供を開始します。
<「ナレッジDB」機能概要>
Platio Canvas AIの「ナレッジDB」では、以下4つの方法でデータを登録することで、最新の社内データを生成AIの参照情報として取り込むことが可能です。社内に分散するデータやナレッジを集約・一元化し、RAG環境の効率的な構築・運用を支援します。
- PDF、Word、Excel、PowerPointなど各種ファイルをアップロードして登録
- 指定のWebサイトやFAQ、社内ポータルサイトなどのURLクロール※3による自動取り込み
- Box、Googleドライブ、SlackなどMCPやAPIに対応する外部サービスと連携し、蓄積されたデータを参照
- API経由による外部システムからのデータ一括登録

これにより、Platio Canvas AIで作成する業務アプリやAIチャットボットから、社内データの参照や、設計・作成の支援が可能となります。また、ナレッジDBによって構築したRAGは、問い合わせ対応AIや、社内規程・マニュアル検索、営業・提案ナレッジ検索などの多様な業務アプリケーションへの組み込みも可能です。
ASTERIA Warp向け「Platio Canvas AI連携アダプター」の提供
アステリアでは、社内データの活用加速に向け、Platio Canvas AIで作成したアプリに蓄積されたデータと社内システムを連携する、ASTERIA Warp向け「Platio Canvas AI連携アダプター」(無料)の提供を2026年10月に開始します。
このアダプターの提供により、「ナレッジDB」を含むPlatio Canvas AIのデータと、社内の基幹システムやクラウドサービスとの連携を実現。さらに、基幹システムやクラウドサービスに蓄積されたデータを、Platio Canvas AIで活用することも可能になります。
今後の展開
アステリアでは、Platio Canvas AIが対応するMCPサーバーや外部サービスを順次拡充するなど、AI活用をさらに促進する機能強化を進める方針です。アステリアは、企業の業務変革とAI活用を支援し、より高度な業務自動化と生産性向上に貢献してまいります。
※1:MCP(Model Context Protocol):生成AIと外部のデータやツールを安全かつ標準化された方法で接続する共通規格。
※2:RAG(Retrieval-Augmented Generation:検索拡張生成):社内文書やデータベースから必要な情報を検索(Retrieval)し、その情報をAIに読み込ませて回答を生成(Generation)させる仕組み。AIが事前に学習していない自社固有のデータや最新情報に基づいた、精度の高い回答が可能となる。
※3:URLクロール:プログラムが指定されたWebページのURLを自動で巡回し、ページ内のテキストや情報を収集・抽出する仕組み。
「アステリア株式会社」について( Webサイト https://jp.asteria.com/ )
アステリアは社会や企業を「つなぐ」エキスパートとして「ソフトウェアで世界をつなぐ」をコンセプトに、ヒト、モノ、オモイを「つなぐ」製品やサービスを提供するソフトウェア開発企業です。基幹製品のデータ連携ツール「ASTERIA Warp」は、様々なシステムやサービスをノーコードでつなぐ製品として、1万社を超える企業が導入しています。また、デジタルコンテンツプラットフォーム「Handbook X」は資料や動画、Webサイトなどの多様な情報の共有、現場向け業務アプリプラットフォーム「Platio」はノーコードで自社の業務に合ったモバイルアプリを作成・活用することが可能です。さらに、AI/IoTプラットフォーム「Gravio」は現場データの収集・統合・活用までをワンストップで実現しフィジカルAI領域にも展開。AIネイティブ業務プラットフォーム「Bakusoku.AI」、企業向けJPYC入出金管理サービス「JPYC Gateway」、ロボットアプリケーション向け継続的シミュレーションプラットフォーム「Artefacts」など、自律・分散・協調時代に貢献するソフトウェア等の提供を通じて、DXや業務の効率化を推進しています。また、ブロックチェーン推進協会、ノーコード推進協会などの設立に参画するなど、様々なイノベーションを推進し新しいテクノロジーや価値観を普及啓発する活動にも取り組んでいます。
「Platio Canvas AI」について( Webサイト https://platio-ai.com/canvas-ai/ )
「Platio Canvas AI」は、業務要件をチャットで伝えるだけで、AIが最短3分で業務ソフトウェアを自動生成し、運用・改善まで継続的に支援するAIネイティブ業務プラットフォームです。企業利用に求められるセキュリティやガバナンス機能を備えるほか、外部システムとのシームレスな連携にも対応。現場での業務アプリ活用から全社展開まで、エンタープライズ企業のAI活用を支える業務基盤を提供します。
【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
アステリア株式会社 広報・IR部:齋藤ひとみ・平木風香
TEL : 03-5718-1297 / E-mail : press@asteria.com
【製品に関するお問い合わせ先】
アステリア株式会社 マーケティング本部
TEL : 03-5718-1250 /E-mail : platio-pm@asteria.com
アステリア、ASTERIA、Handbook、Platio、Gravioはアステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。